スカイマークは、2012年3月25日から就航する新路線「大阪（関西）－札幌（新千歳）」線に、変動制割引運賃「関空割」と、片道780円の「WEBバーゲン」を設定すると発表しました。
（3月25日～3月31日搭乗分が対象）
「関空割」の運賃は、3,800円～18,800円となっており、空席が多いほど安くなる変動型の新しい運賃です。予約した時点での運賃が適用されますが、その後の変更も可能です（差額は返金、または追加支払い）。
同じ区間を3月1日から運航するPeachの運賃幅（6,480円～19,780円、ハッピーピーチプラスの場合）よりも安い水準となっており、運賃面で真っ向から勝負に出た形です。
また、スカイマークの「関空割」では、同一区間であれば変更手数料無しで搭乗便の変更が可能です（運賃に差額がある場合は別途精算）。
取消手数料は、搭乗日の11日前までなら無料（支払い済みの場合、払戻手数料500円がかかります）、搭乗日当日の取消でも手数料は1,000円となります。
そのほか、座席指定料金・支払手数料は、スカイマークでは発生せず、受託手荷物（超過手荷物料金）もPeachより安い水準となっています。
4月1日以降の運賃体系は不明ですが、「関空割」はPeachの運賃制度を意識した対抗運賃と考えられ、今後の両社の動きに注目が集まりそうです。
