エアアジアジャパンは、就航初日となった2012年8月1日の記者会見で、岩片和行社長が中部国際空港（セントレア）を国内第2の拠点として路線開設を計画していることを明らかにしました。
また、仙台空港や北九州空港なども拠点候補として挙げられているとのことです。
成田空港は滑走路の混雑が激しく、LCCのローコスト化に重要な定時運航に支障が出ることがしばしばあります。
また、23時～翌6時までの時間帯は離着陸が制限されており、機体運用効率を高めることが難しいという難点もあります。
とはいえ、都心から近く需要も大きい空港のため、エアアジアジャパンとジェットスタージャパンが国内線の拠点空港としています。
離着陸時間の制限を回避するため、24時間運用の中部国際空港（セントレア）や北九州空港が、第2の拠点空港として適しているほか、まだLCCの空白地帯となっている東北地方の需要を取り込むために仙台空港への路線開設も検討されているとのことです。
LCCの国内線が就航している空港はまだ少ないですが、今後は国内各空港へも広がっていくことが期待されます。
