2012年7月29日、ジェットスターの成田−那覇線が2便欠航となりました。
これは、成田6:15発那覇行きのGK135便が、那覇空港到着時の機体点検でバードストライクによる機体損傷が確認されたためです。
ジェットスターは那覇空港に整備士を常駐させておらず、成田空港から他社便で那覇空港に整備士を派遣して対応。
このため、折り返し便となるGK136便(那覇9:50発定刻)が約8時間遅れで出発。午後に1往復あるGK137便・GK138便は欠航となりました。
ジェットスターでは、欠航が発生した場合は自社の他の便への振替のみという形になるため、翌日以降の同一路線を利用することになります。
他社便への振替や、宿泊施設の用意はされないと約款に記されていますが、今回は希望により例外的にホテルが用意されたようです。
また、他社便を利用する場合は、自己負担により当日運賃で航空券を購入する必要があります。
ピーチやジェットスター、8月1日から就航するエアアジアなどのLCCは、予備機を持たず運航ダイヤにも余裕が少ない設定で運航することで、安い運賃を実現しています。
そのかわり、運航中などに何かしら支障が発生した場合に、大幅な遅れや欠航が発生しやすく、他社便への振替対応などもありません。そのようなリスクを理解した上で利用するようにしましょう。
トラブル時の手厚いサポートを期待する必要がある場合は、運賃が割高でもJAL・ANAなどのFSA(フルラインサービスエアライン)を選択するなど、利用目的に合わせて航空会社を選ぶ必要があります。